2006年03月01日

国籍取得訴訟 東京高裁判決

日本人の父親とフィリピン人の母親の間に生まれた男の子が、「両親が結婚していないことを理由に日本国籍を認めないのは違憲だ」として、日本国籍の確認を求めていた訴訟の控訴審判決が28日、東京高裁であり、国籍法を違憲として男児に日本国籍を認めた1審・東京地裁判決を取り消し、請求を棄却する判決が出されました。

国籍法では、日本人の父と外国人の母の間に生まれた非嫡出子(婚外子)について、生まれる前に認知された場合だけ、日本国籍が認められています。
生後、認知された場合でも、その後父母が正式に結婚して嫡出子となれば、国籍取得が認められますが、結婚しない場合は非嫡出子のままなので、日本国籍は認められません。
今回の男の子の場合も生後認知されましたが、父親は日本人と結婚していて、この子の母親とは結婚していませんでした。

1審では、嫡出子と非嫡出子に差を付けた国籍法の規定は法の下の平等に反し、違憲であるとの判断を示し、日本国籍を認めましたが、今回、高裁は国籍法が違憲かどうかの判断はせず、今回のようなケースに日本国籍を認める規定がないことを理由に請求を退けました。

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posted by 小松原事務所 at 11:20| ビザ・在留資格関連ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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